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鍼灸・美顔鍼セミナーのご案内

健康情報をまとめて発行していました「cocoro-letter」

季節や話題に応じた新鮮な情報を提供しています。

■ 過去の掲載2017.9月号⇒ ●今月のケア:ほうれい性 ●おすすめ:入浴料 ●鍼灸にエビデンスを 他

■ 過去の掲載2017.10月号⇒ ●今月のケア:胃腸の疲れ ●おすすめ:ぬくぬくセット ●セミナーのご案内 他

第44号 COCORO-letter 2017年12月発行

 月日が経つのは早いですね

 もう今年も12月です。2017年は、どのような年でしたでしょうか?年始に計画を立てた方もおられると思います。その計画をどれくらいできましたでしょうか。僕はこの一年は新たな治療の仕方や考え方などを学び、からだの状態を把握するときに用いている触診技術の向上と、触診がどのような治療でも活かせるということに確信が持てた一年になりました。

 さらに、一年の振り返りをすると「できたこと」が思っているよりもたくさんあることに気づきます。ぜひ、このレターがお手元に届き、この文章を読まれた方は、この機会に一年の「できたこと」の振り返りをお勧めします。「できたこと」を書き出すと結構あることに気づきますよ。そして、一緒に来年の「やりたい事!」の計画をたててみてはいかがでしょうか?

 それでは、年末年始にかけて食事の量が増えると思いますが、できるだけ少食を心がけて、体調管理には気をつけてお過ごしください。毎年、年明けに胃腸の弱りから来る腰痛の方が増えます。お話を聞くと年末年始食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして胃腸が疲れている傾向があります。皆さんも気を付けてくださいね。

 最後に、「まさか」が一番、身近に起こるのが、自分自身のからだです。「まさか」が起こらない体づくりには、健康な時からこそ知識を得ておくことが大切です。そんな知識が得られる【第62回eクリニックセミナー】が11月25日に新大阪にて開催されます。

ぜひ「健康なうちから通うクリニック」として、参加してみてはいかがでしょうか。

≪ 今月のトピック≫

● 院長あいさつ

● お知らせとご案内

● 今月のツボ

● 食養生「風邪」

● 腸内フローラー、腸内細菌

● 妊活鍼®の生い立ち

お知らせとご案内

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 年末年始 開院日

12月31(日)~1月4日(木)休診いたします。

今月のツボ

腸内を健やかにするツボ

腸が元気になれば身体も心も変わります。⇒その内容は次のページで!

腸を元気にするには

 ① 食べ物を見直す

 ② 睡眠を摂る

 ③ 腸に良いツボにお灸をすえる

【 腸におすすめのツボ 】

① へその横

 おへその両サイド、指1本分外

② 左の下腹部

 へそから指2本分外でさらに2本分下

お灸を1回2クールを毎日するのがおすすめですが、出来る範囲でやってみてください。

もしも「お腹にするのが不安」だという方は擦るだけでもO.K!

入浴時等にやさしく1分おへそ周りをさすってください。

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食養生「風邪の時」

 この時季、乾燥が強かったり寒暖差がはげしく体調を崩される方も多いようです。

風邪をひいてしまったら!風邪ひきそう!喉が痛い!そんな時におすすめの養生食です。

【 風邪をひいてしまったら 】

「頑張って食べて早く元気にならないと!」と言うのは逆効果。身体にやさしい物を少しだけ摂って後は良く寝るのが一番です。

● 梨を使った養生レシピ

 梨の皮をむいて、種をくり抜きます。

 175℃のオーブンで10分程焼きます。

 くぼみに 大さじ1 のはちみつを入れて余熱でとろけさせるだけの養生食です。

● レンコンを使った養生レシピ

 レンコンを擦って布巾で絞ったレンコン汁

 そこにレモンを少し加えた物を1日4、5回のみます。

● 梅干を使った養生レシピ

梅干2個を網の上で焦げ目がつくまで焼きます。

紅茶の中で潰してよくかき混ぜます。

小さじ1杯の蜂蜜と、レモン半分を絞ります。

1日2、3回の飲むだけ

こんな風に少し手を加えるだけで風邪時の簡単養生食ができます。「おかしいな!風邪かも!」と感じたら身体にやさしい物を少しだけ取り入れ、あとはゆっくり寝てくださいね(^.^)

腸内フローラ、腸内細菌について  (中間)

すでに多くの方がご存知かもしれませんが、近年、腸内フローラーや腸内細菌が健康にとって大切だということを聞かれると思います

 腸内細菌に詳しい藤田紘一郎先生のお話を聞いたので、その内容をシェアします。

【細菌はバランスが大切】

 腸内フローラとは、腸内細菌がお花畑のように腸内に広がっていることをいいます。この腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けられ、すべての細菌数を合わせると1000兆個ともいわれ、体重の2kgは腸内細菌の重さだそうです。そして、腸内細菌の理想の割合は善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7で、日和見菌は善玉菌、悪玉菌の中間菌として位置し、優勢な菌へ働きかけます。この3つの菌のバランスが大切です。

【 腸は脳にも影響している】

  腸は、セロトニンという脳内ホルモンでもある物質を腸が90%作り出しています。腸のセロトニンは便を正常に排泄する作用がありますが、精神的緊張やストレスなどを受けるとこの大量のセロトニンが分泌され腹痛や下痢を起こします。

 脳ではセロトニンは2%だけ作られ、この脳内のセロトニンが低下すると思考に影響し、うつ症状を引き起こすとも言われています。

 それぞれのセロトニンは別々に作用し、腸のセロトニンが脳に行くことはありませんが、精神的ストレスとそれにともなう腸の状態は密接に関係しているのではないかと思われます。そして、便の大きさが自殺と関係するとも言われています。

便の割合は、5%が食べたもので、残りの95%は腸粘膜細胞や腸内細菌の死がいだそうです。便が大きい人ほど、腸内細菌が沢山いるということで、便が大きな国ほど自殺率は低いというデーターもあるそうです。

【 食事が大切な理由 】

 腸内環境が乱れると『リーキガット症候群(腸もれ症候群)』という症状がみられるといいます。腸の壁に小さな穴があき、その穴から悪玉菌や消化途中のタンパク物質、排泄されるべき有害物質が血中に入り込みます。

 直接、血液に入り込んだ細菌や有害物質を除去しようと免疫細胞が過剰に働くことで、アレルギー症状や炎症症状または糖尿病のリスクを高めることにつながります。

 健常者の50人中2人、糖尿病患者の3割にこのリーキガット症候群は見られたと言われています。腸内細菌がこの壁を保護するため、腸内細菌の餌となる食事を乱さない事がいかに大切かということが分かります。

 「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」ということわざがあるように、腸内環境は少々の潰瘍があろうがちょっとした穴があこうがポリープができようがほぼ自覚が出にくいのが特徴です。だからこそ、今日ぐらいは「まっいっか」となることがあります。腸内細菌は毎日入れ替わっています。そして2週間食事を変えるだけで病気になりやすい身体に変わったりするそうです。もちろん逆に2週間食生活を見直すだけで身体は元気になるそうです。

 腸内細菌が変わると、デブ菌とヤセ菌といった体系もかわり、病気にもなりにくくなり、アレルギーもなくなり、心や性格も変わる。

 日頃から腸内細菌のバランスを整えることが健康や美容に大切なんだと改めて感じました。アイスクリーム大好きですが、すこし控えたいと思います。

    

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妊活鍼®の生い立ち  (しょうこ)

 私が妊活鍼®を始めたきっかけは二人の患者さんとの出会いでした。

 10年前、当時の私は結婚もしておらず妊娠や出産についての専門的知識がありませんでした。1人目は第2子希望の多嚢胞性卵巣症候群という不妊になりやすい疾患をお持ちのかたでした。比較的元気な方で早く結果に繋がり、かわいい双子の女の子をご出産されました。

 2人目は42歳の体外受精による治療中の女性。

「卵がなかなか育たず、鍼灸で何とかできないか。」とご来院されました。睡眠時間4時間というハードな生活。疲労の蓄積からか声も細く、胃腸も弱く、本当に弱々しい感じの女性でした。 卵の質云々の前に妊娠出産に耐える身体にすることから始まったことをよく覚えています。生活リズムの見直しや鍼灸により無事卵を凍結、そして妊娠出産されました。後から聞いた話ですが、出産の際、力む体力がないこともあり3日間陣痛で苦しんだのち帝王切開になった。とおっしゃっていました。

 このお二人との出会いから、不妊治療の患者さんに対して鍼灸師の立場からサポートできる事を深く学びました。同時に私の高度生殖医療についての知識の薄を痛感。「治療者として中途半端な知識で治療にあたるのは申し訳ない。もっと生殖医療の勉強をして患者さんの治療に入る必要がある。」と感じ、不妊学会などを通じて勉強するようになりました。

 私たちの治療は、触診を行い「どこが弱っていて、どこを整える必要があるか」を推察して治療を行います。生殖医療の事を学ぶ事で患者さんが行っている治療や今後の予定を念頭に置きながら鍼灸治療の計画を立てられるようになりました。そして、専用の「妊活鍼®」をメニュー化し不妊で悩む患者さんを中心に治療を行っています。

 不妊治療はすべての方がスムースに行けばいいのですが、年齢や原因、体調などによって思うように進まないことも少なくありません。患者さんを触診していて思うことがあります。それは、体力のある方は結果に結び付きやすい。ということです。

 もちろん特異的な原因がある場合を除いてですが、体調を整え、妊娠期、出産、育児に耐えられる健康状態に上げておくことは妊活にとってとても大切だと思います。

 なぜそんな風に感じるのか。と言うと卵子は今の健康状態の影響を受けて育ち排卵され、精子は特に2、3カ月間の体調の影響をうけて出てきます。まさにお二人の分身が卵子と精子だと感じます。当院は40代の妊活女性が多く、下の図にあるように40代に入ると生産率(出産)は10%を下回ります。また44歳で妊娠出産された方は4名おられますが統計的には生産率は約2%です。40代で妊娠出産された方を想い起すと、なかなか安定した卵と出会えず治療に来られる方が多く、鍼灸や運動、食事、睡眠などを心掛ける事で健康状態の底上げにつながり、安定した受精卵ができ妊娠出産に至っていると感じます。

 鍼灸はお薬の様な直接ホルモンに影響を与えることはできませんが、健康状態の底上げをすることは出来ます。それにより母体の妊孕性を高めたり卵の質の向上に影響を与えられていると感じます。

 これからも鍼灸を通じて妊活のかたの願いが叶うようしっかり診て行きます(^.^)

妊娠率

   

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